事業仕分け報告

昨年「試行」ということで取り組まれた「事業仕分け」の報告書が出来上がり配布されました。
報告書によれば、第1回目の仕分けは、9月3日に9人の職員で構成された事業仕分けプロジェクトによって、市職員が傍聴する中で実施されたということです。
地域審議会の役割を否定する事業仕分け
取り上げられたのは「地域審議会事業」、判定結果は、要改善を求めたのが8人、不要としたのは1人有ったという。
 企画振興部 協働企画課 地域振興係 が所轄している
地域審議会は、市町村合併で行政区域が拡大し、地域住民の意見が合併後の市町村の施策に反映されにくくなる、との懸念に対し、地域の実情に応じた施策を展開させるための方法のひとつとして制度化されたもので、合併前の旧市町村の区域を単位として設けられる市町村の附属機関です。
審議会に課せられている役割は、
1 それぞれの区域における次の事項について、基本として市長の諮問に応じて、審議し、答申します。
(1) 新市建設計画の変更  
(2) 新市建設計画の執行状況 
(3) 地域振興のための基金の活用
(4) 新市の基本構想の作成及び変更  
(5) その他市長が必要と認める事項
2 それぞれの区域における事項について、必要に応じて審議し、市長に意見を述べます。
事業仕分けは、このような地域住民サイドの意見を取り上げる性格を持つ審議会組織の構成員が、行政事務連絡協議会、自治振興協議会等の役員と重複しているとして、「機能していない」と決めつけています。
この組織の有効活用を
私は、市長がこの審議会に(1)~(4)にかかわって、諮問をしていない事のほうに課題がある、と考えます。 
「協働のまちづくり」を提唱しながら、その根幹となる「まちづくりの方向性」と「その具体化」に市民の参加をさせずして、どうして協働が進むのか。
国は、合併推進を図る上で、制度として、トップダウンでは、合併後のまちづくりが困難ということがあり、ボトムアップを制度として採用したのではないのか。
美作市の現況で、人口減少に歯止めがかからない課題があり、周辺地域の活力衰退は、看過できない状況だ。
私は、それらの地域の活力を再生させるエネルギーは、その地域の人達によって「引き出されるもの」と考えます。そのために当局は、知恵や財政を含めた、しっかりとした応援が必要です。それを「要望会」「意見交換会」との指摘なら、なおさら問題提起(諮問)をすべきでしょう。
まちおこしの原点、市民の声を聞く
今後の対応策として示されている、「行政の事業報告のための審議会は開催しない。」としているが、地域審議会に課せられている役割から、行政の事業報告なしに(1)~(4)に対し、市民の声なしで、どのような審議が出来るのか。
この方向性の打ち出しで、仕分け人として対応したのが、行政を熟知している市職員である、そこに「協働のまちづくり」の課題が大きく残る、と懸念する。

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この記事へのコメント

良いポイントを 突いておられますが
2012年01月05日 10:52

久しぶりに、感性のある、ポイントをついた指摘に、拍手です。地審会は、広域合併では、重要な位置づけがされていますし、多くの合併市等では、機能発揮されていることは、ご承知のことと存じます。
昨年、ある人から問題提起を受け、一市民として地域審議会について少し調べてみました。
驚きました。
①美作市では、昨年に委員の交代がされましたがその人選の杜撰さ。責任の重さが全く分からない人が、勝手に選任?。あの人が有識者???
②付属機関との認識がなく、諮問機関だから諮問がないと開かれないと、無開催、。重要任務の第二項は委員の認識の外で、これが設けられた経緯も意義も全く知らないで委員委嘱に応じている委員と役員。
③本来地域審議会で扱うべきテ-マを、美作市が他の任意団体に相談し、そこでは規約上協議させることは出来ないので、文書での以来を躊躇して口頭で話し合いをさせるというスタイルをとり、審議会を骨抜きにしようとしている市の姿勢。
またこうした背景等が理解できず、また無知識なこともわきまえずに、漫然とそれに応じている団体役員。

などなど、あなたも長いこと市議をやっておられて、この実態を知っておられての、このブログですか。
市議のあなたも、こうした実態であることを、知ってか知らずか、放置してきていたことについては、ひとかどの責任がありますが、、。
次回、議会での活動にご期待申し上げます。

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